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2010年11月24日 (水)

なぜ、ゆっくりなら走れるの?

「試しに走って見たら100mもしないうちに息があがってしまって…」という話を、よく聞きます。
でも、それって本当は「100mしか走れない」わけではありません。
自分の体力にあわないスピードで走ってしまっているだけです。
超スロージョギングなら、普通に健康な人であれば、誰でも走れます。

走るためには、エネルギーが必要です。
人間は、身体の中に蓄えた糖や脂肪を分解して、運動のためのエネルギーを作ります。
糖を完全に分解して二酸化炭素と水にまですると、たくさんのエネルギーを取り出せます。
でも、そのためには酸素が必要です。

運動が激しくなると、酸素の供給が追いつきません。
そこで、酸素を使わずにちょっとだけ糖を分解して、間に合わせの方法でエネルギーを作ります。
そのときに糖が分解されてできる物質が、乳酸です。

でも、乳酸ができすぎて身体の中にたまってくると、間に合わせのエネルギーもそれ以上作れません。
「もう苦しくて全然走れない」というのは、この状態です。

だから、乳酸ができない程度の速さで走っていれば、誰でも長時間走り続けられます。

乳酸ができない程度の速さというのは、酸素をしっかり使ってエネルギーを作っている状態す。その状態が、有酸素運動です。

有酸素運動といえばエアロビクス、ジョギング、水泳などがあげられます。
でも、やっている途中に息切れして続けられないとしたら、それは有酸素運動になっていないんです。
エアロビクスやジョギングなら、何でも有酸素運動になるわけではありません

走り慣れていない人は、いきなり走ると、たいていは有酸素運動よりもずっと速く走ってしまいます。
しかも、走り慣れていない人ほど、有酸素運動の上限速度は、ゆっくりです。

超スロージョギングは、確実に有酸素運動をするための走り方です。

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