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2011年9月16日 (金)

『BORN TO RUN 走るために生まれた』

『BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”』

評判が高いのでいずれは読もうと思っていたのですが、やっと読みました。ランニングにはまっている人にも、そうでない人にもお勧めしたい、素晴らしい本です。

著者のマクドゥーガル氏はランニング雑誌に記事を書くライターで、自身も市民ランナー。自分がランニングで故障を繰り返すのはなぜかを調べていくうちに、メキシコの山岳地帯を裸足同然で走り回るタラウマラ族に出会います。アメリカのウルトラマラソンランナーとタラウマラ族との奇妙な交流がストーリー風に描かれているので、小説と思って読んでもじゅうぶん楽しめます。

とても興味深いのは、その中で人間とランニングについての最近の科学研究が紹介されていることです。人間はそもそもマラソンのような長距離を走ることでネアンデルタール人に勝って生き延びた。そもそも人間は走る生物であり、誰でも走れる。また、人間にとって自然な走り方は、裸足でフォアフット着地するのだということ。クッション性の高いランニングシューズが、逆に故障の原因になっているということ。

これらは仮説ではありますが、登場する研究者や論文は実在のもので、実験結果などから有力視されてきています。福岡大学の田中宏暁先生は、『スロージョギング健康法 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる!『などでフォアフット着地を勧めておられますが、その意味がよくわかるようになりました。



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